妊娠・出産をきっかけにやめたこと。夫婦で変わったライフスタイルとは？

はじめに

子どもが生まれるって、ただ家族が増えるだけじゃない。
生活も、考え方も、優先順位も、まるっと変わりますよね。

僕たち夫婦も、妊娠・出産をきっかけに“やめたこと”がいくつかあります。
最初はちょっと寂しさや不便さも感じましたが、結果的に良い変化もたくさんありました。

この記事では、僕たちが実際にやめたことと、それによって変わったことをリアルに書いていきます。

正直、夫婦ともに喫煙者でした。
お互いにストレス解消のひとつだったし、付き合いで吸うことも多かったです。

でも、妊娠が分かった瞬間、
妻は「今日からやめる」と言いました。
僕も「じゃあ俺もやめよう」と決断。
最初はキツかったけど、今ではタバコの煙や匂いが本当に苦手になりました。

禁煙で得られたものは大きくて、
・部屋や洋服が匂わなくなった
・食べ物が美味しく感じるようになった
・子どもに「くさい」と言われない（笑）

そして何より、健康面でも家計面でも◎。
今思えば、いいタイミングでした。
子どもに感謝です。

もともと夜型だった僕たち。
YouTube見たり、スマホを触ったり、夜の静かな時間が好きでした。

でも子どもが生まれてからは、生活リズムが完全に“子ども基準”。
寝かしつけと同時に寝ることも増え、早寝早起きが習慣になりました。

最初は「自分の時間がない…」と感じることもありましたが、
朝に少しだけ早起きしてブログを書いたり、読書するようにしてからは、
“夜ふかしより朝のほうが気分いいかも”と思えるように。

出産前は、誘われれば仕事終わりに飲みに行くこともありました。
週末に友達と集まって朝まで…なんてことも。

でも今は「子どもを見ていてくれる人がいないから無理…」が現実。
“飲み会より家で過ごすほうが大切”と心から思えるようになりました。

もちろんまったく行かないわけではありません。
でも「誰と」「どんな目的で」会うかをしっかり考えるように。
限られた時間だからこそ、人間関係もだいぶクリアになった気がします。

独身の友達と遊ぶこともありますが、
育児中の今は、“子連れOKかどうか”が重要ポイントに。
またパパ、ママそれぞれ一人は子ども一人は友達というようなことも増えました。

子どもが一緒でも気を使わず過ごせる友達や、
同じように子育て中のパパ友・ママ友との時間が増えました。

結果的に、会話の内容や悩みも共有できるし、
“共感し合える仲間”に出会えた気がします。

独身のころは、土日は完全に自分のための時間。
気分でドライブに行ったり、カフェでのんびりしたり、好きなことだけして過ごしていました。

でも子どもが生まれてからは、「今日はどこに行けば楽しめるかな？」と、家族での過ごし方を優先するように。
公園に行ったり、近くのイベントを調べたり、最近は“子どもファースト”で予定を立てるのが普通になりました。

正直、最初はちょっと物足りなさもありました。
でも子どもが笑ってくれるとそれだけで満足。
今は「一緒に楽しむ休日」のほうが、ずっと充実感があります。

昔は、ほしいと思ったらすぐポチッと買っていました。
服やガジェット、趣味のモノ…毎月の給料はほぼ自分のために使っていたと思います。

でも子どもができてからは、「将来のために使いたい」という意識が自然と芽生えました。
必要なモノと欲しいモノを見極めるようになり、衝動買いも減りました。

不思議なことに、「節約＝我慢」じゃなくて、
「ちゃんと目的を持って使える喜び」みたいな感覚に変わっていったんです。

これが一番大きな変化かもしれません。
以前は、「自分がどうしたいか」が判断基準の中心でした。

でも今は、何かを決めるとき、まず頭に浮かぶのは「家族にとってどうか」。
旅行先、仕事の予定、食事の時間まで…すべてに“家族の都合”が関係してきます。

最初は不自由さを感じることもありましたが、
いつの間にか“誰かのために考える自分”が心地よくなっていました。

むしろ、家族の喜びが自分の喜びに繋がっている。
そう感じられるようになったことが、いちばんの成長かもしれません。

何かを「やめる」というと、ネガティブな印象があるかもしれません。
でも僕たちにとっては、子どもがきっかけで“自然とやめられた”ことばかりでした。

そしてその分、得たものはたくさんあります。

健康、時間、お金、家族とのつながり…。
なにより「パパとしての自覚」が生まれたことが一番の変化かもしれません。

これからも少しずつ、家族にとって心地よい選択をしていきたいなと思います。

みなさんもやめたこと、やめられたことなどありますか？
ぜひ教えて下さいね！