「初めて赤ちゃんを迎える瞬間は、喜びと同時に不安を感じるものですよね。
私自身も、生まれる前は“何をすればいいのか”“こんな自分でもしっかりと育てられるかな?”と戸惑うことが多かったです。
今振り返ると、出産前の心構えがその後の育児にとても役立ったと感じています。
今回は、そんな経験を元に、プレパパの皆さんに向けて“心構え”をお伝えします!」
心の準備を整える
赤ちゃん中心の生活になることを意識する。
赤ちゃんが生まれると、生活のリズムが大きく変わります。夜中に何度も起きる、食事をゆっくり食べられないなど、これまでの自由な時間は少なくなるかもしれません。
ですが、育児の大変さ以上に、赤ちゃんの成長や笑顔を見る喜びは格別です。
「家族みんなで赤ちゃんを育てるんだ」と前向きに考えましょう!
パートナーと気持ちを共有する
赤ちゃんが生まれると、ママさんの生活も一変します。不安や期待を抱えているのはあなたと同じです。
プレパパとして、日頃から気持ちを共有し、「一緒に頑張ろう」という意識を持つことが大切です。パートナーが感じている不安を聞くだけでも大きな支えになります。
実際に準備するべきこと
出産時のサポートを考える
いざ出産となると、パートナーは出産に集中します。そのとき、プレパパにはいくつか重要な役割があります:
出産後にパパさんが提出・対応すべきこと
赤ちゃんが生まれると、喜びとともにたくさんの手続きが待っています。特にパパさんが主体的に動くべき提出物や手続きを以下にまとめました。
出生届の提出
- 提出期限: 出生から14日以内
- 提出先: 役所の戸籍課や市民課
- 必要な書類:
- 出生届(病院から渡されます)
- 母子手帳
- 印鑑(シャチハタは不可の場合もある)
出生届は赤ちゃんの戸籍や住民票の登録に必要な重要書類です。ママさんが産後の回復期間中に対応するのは大変なので、ぜひパパさんが担当しましょう。
健康保険の手続き
赤ちゃんを健康保険に加入させるための手続きも必要です。以下を確認してください:
- 手続き内容:
- パパさんまたはママさんの健康保険に赤ちゃんを「被扶養者」として追加する手続き。
- 提出先: 勤務先の人事・総務部、または健康保険組合。
- 必要な書類:
- 健康保険被扶養者(異動)届
- 赤ちゃんの出生届のコピーや住民票(提出先に確認)
児童手当の申請
児童手当は、赤ちゃんが生まれた月の翌月から支給が始まります。早めに申請を済ませましょう。
- 申請先: 役所の児童福祉課
- 必要な書類:
- 申請書(役所で配布)
- 振込先の通帳やキャッシュカードのコピー
- 健康保険証のコピー(提出先に確認)
- マイナンバー
ポイント: 申請が遅れると支給開始が遅れてしまうので注意!
出産育児一時金の請求
健康保険から支給される出産育児一時金を申請します。
- 申請方法:
- 出産前に病院が「直接支払制度」を利用している場合、基本的に手続きは病院が行います。
- 未手続きの場合は、パパさんまたはママさんが健康保険組合や役所に申請が必要です。
- 支給額: 50万円(2025年以降も変更の可能性あり)
会社への報告と育休の申請(必要に応じて)
- 出産後、会社への報告
赤ちゃんが生まれたことを職場に報告し、必要な手続きを確認します。 - 育休取得を計画している場合:
出産日が確定したら、具体的な育休のスケジュールを再確認し、上司や同僚に連絡します。
赤ちゃんの名前に関する手続き
- 健康保険や銀行口座の登録時、赤ちゃんの名前の正確な表記が必要です。出生届を提出した後、名前が正式に登録されるので、必要に応じてそれを確認しながら手続きを進めます。
役に立つ補足情報
Q. 手続きをスムーズに進めるためのポイントは?
提出や対応が必要なもの
育児の基本を学ぶ
おむつ替えや授乳のサポート、沐浴の方法など、育児の基本を今のうちに学んでおくことがとても大切です。いざ赤ちゃんが生まれると、想像以上に慌ただしい日々が始まります。事前に知識やイメージを持っておくことで、少しでもスムーズにスタートできます。
方法を学ぶ場所:
何回、何十回でも動画を見て、イメージトレーニングをしてみてください。「一回見ればわかるよ」という気持ちはとても良くわかります。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんは、首もすわっていない上に、小さくてもろい存在です。お湯に浸けただけで泣くこともありますし、初めて接すると緊張してしまうものです。
どれだけ予習していても、最初はぎこちなくて当然。「やってみる」ことが一番の学びです。焦らず、何度も練習して慣れていきましょう。
初日からパパが育児にフルコミットする理由
赤ちゃんが家に帰ってきた1日目から、パパが全力で育児に関わることが大切です。その理由は2つあります。
① ママさんの体力の回復が必要だから
ママさんは想像を絶する出産を終えています。たとえパパの前で元気に振る舞っていても、体は大きなダメージを受けています。産後の回復には、個人差はあるものの半年から1年ほどかかることもあります。初日から育児をパパが引き受けることで、ママさんの心身の負担を少しでも軽くしてあげましょう。
② 初日を逃すとスタートのタイミングを失うから
育児は「そのうちやろう」と思っていると、いつの間にかやらずに終わってしまうことがあります。初日に全てを試してみることで、少しずつ慣れていけます。「いざやって」と急に言われても、準備していなければ絶対にできません。初日こそ、育児に積極的に関わる絶好のタイミングです!
育児で覚えておきたい基本のスキル
以下のスキルは、赤ちゃんとの生活で必須になるものです。1つずつ覚えて、できることを増やしていきましょう。
買うものリストを作ったり、自分で調べる
育児グッズの準備は、一般的にママさんが主導して進めることが多いかもしれません。ママさんが検索したり、お友達から情報を得たりして必要なアイテムを揃えるのはよくあることです。
でも、私がおすすめしたいのは、パパさんこそ育児グッズを調べて、ママさんと一緒にコミュニケーションを取りながら揃えていくことです。
パパが育児グッズを選ぶメリット
なぜなら、育児グッズを自分で選んでみると、次のような楽しさや効果が得られるからです:
さらに、育児グッズを選ぶ過程そのものが、ママさんと育児について話し合う良い機会にもなります。「これ、どう思う?」「こういうのが便利そうだよ」と意見を出し合うことで、お互いの考えを共有し、子育てのチームワークが強くなるはずです。
注意点:パパさんが主導になりすぎないこと
ただし、ここで1つ注意したいのは、パパさんが主導になりすぎないことです。
気合いを入れて育児グッズを選ぶのは素晴らしいことですが、ママさんの意見や希望を無視してしまうと、逆に不満やストレスを生む可能性があります。
大切なのは、2人で楽しみながら選ぶこと。グッズ選びを通じて、育児への楽しさや心配事を共有する時間を作ることが一番の目的です。
大切なのは、2人で楽しみながら選ぶこと。グッズ選びを通じて、育児への楽しさや心配事を共有する時間を作ることが一番の目的です。
パパさんがリードしつつも、柔軟な姿勢でコミュニケーションを図れば、きっとママさんとの連携もスムーズに進みます。育児グッズ選びのプロセス自体が、家族の絆を深める時間になれば素敵ですよね!
ぜひ、プレパパの皆さんも育児グッズのリサーチにチャレンジしてみてください!
まとめ
「子育ての第一歩は準備から始まります」。プレパパの皆さん、育児グッズ選びを楽しみながら、赤ちゃんとの新しい生活を心待ちにしましょう。
「どんなグッズが必要か調べてみよう」「まずはママさんと話し合ってみよう」――その一歩一歩が、家族にとって素晴らしいスタートとなります。
ぜひ、皆さんの出産時に行った準備をコメントで教えて下さい。



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